チェコ首相に呈茶



  平成29年6月27日から30日まで実務訪問賓客として訪日されたボフスラフ・ソボトカ チェコ共和国首相が、29日(木)に京都を訪問。千 宗室家元が京都迎賓館にてもてなしました。
  首相一行は夕刻に「夕映の間」に入室。家元が点じた心尽くしの一碗をソボトカ首相はゆっくりと喫されました。初めて茶の湯に触れる首相へ、家元は抹茶や茶席のしつらえについて丁寧に説明。また、学生時代にチェコの作家の作品を愛読していたことを伝えると、首相は笑顔で応じられ、席中は和やかな雰囲気に包まれました。その後、家元は点前座や炭道具について詳しく解説をされ、ソボトカ首相は茶道具を間近で観賞しながら興味深く耳を傾けました。