モロッコ王国 ララ・アスマ王女殿下、ララ・ハスナ王女殿下来庵


  平成30年11月27日(火)、モロッコ王国のララ・アスマ王女殿下ならびにララ・ハスナ王女殿下一行が今日庵を訪問され、千 玄室大宗匠がもてなされました。
  ララ・ハスナ王女殿下は、モロッコにて環境保護活動などに取り組んでいる「モハメッド6世環境保護財団」の代表として五井平和財団平和賞を受賞され、2018年度五井平和財団フォーラムにて受賞記念講演を行うために日本をご訪問。今回の来庵は、五井平和財団 西園寺裕夫理事長からの要望で実現しました。


  大宗匠が一行を兜門前にて出迎え、露地から平成茶室へ案内されると、「和敬清寂」の軸が掛けられた「聴風の間」にて一碗が呈されました。大宗匠が茶道の精神や抹茶の効能などについて説明され、王女殿下方はじめ一行は興味深く聞き入りながら一碗を堪能された様子でした。


  その後、ララ・ハスナ王女殿下が点てられた一碗を大宗匠が服され、大宗匠の案内で別室に展示された道具類を見学するなど、終始和やかな雰囲気のうちに日本の伝統文化を満喫され、一行は今日庵を後にされました。