お家元と
一問
一答
この一問一答は、諸行事の際に会員の皆さんから寄せられた質問
(100問)
に対して家元が答えられた内容をまとめたものです。
質問をクリックしていただくと、答えが表示されます。
1
帛紗の四方捌きの意味をお教え下さい。
2
内隅、外隅の使い分けをお教え下さい。
3
薄茶点前ははじめに茶道口で挨拶をしますが、濃茶は点前の途中で主客が総礼をします。その意味をお教え下さい。
4
棚に荘る時、棗は一手で荘りますが、蓋置は必ず扱って荘るのはどのような理由があるのでしょうか。
5
貴人点で、道具を拝見に出す時、濃茶では茶杓を仕覆の上、薄茶では帛紗の上に乗せて出すのは何故ですか。
6
3月に釣釜をするのは何故ですか。
7
点茶盤でできるお点前の範囲をお教え下さい。
8
大寄せの茶会などで、最初から茶入、水指が荘ってある場合、釜、茶入、水指いずれから拝見すべきでしょうか。
9
茶通箱の点前で、最初、箱に茶入を背中合わせに仕込む意味をお教え下さい。
10
後炭所望で、巴半田の灰に巴に描くのは何故ですか。
11
初炭手前、後炭手前には「手前」の文字が使われますが、「点前」と区別しているのは、お茶を点てないからでしょうか。
12
御園棚の場合、お点前茶碗は古帛紗に乗せてお出ししますか。また、御園棚の点前で、茶杓を拭いた帛紗は右に置きますか。釜の蓋を開けた帛紗は右・左どちらに置きますか。
13
貴人点で、高杯にお菓子を盛る場合、亭主・半東いずれが出すのでしょうか。
14
お茶席用の大きな傘は外(庭や公園など)でのみ立てられるものですか。屋内で使用してはいけないのでしょうか。
15
風炉の炭手前の折、初炭で灰を月形に切るのはなぜですか。
16
貴人点薄茶で半東が貴人にお菓子をお出しする位置はどこでしょうか。また、貴人茶碗はどこにお出ししますか。お教え下さい。
17
花月の役と席順を決める時、水屋で折据を回しますが、折据はどちら回しにしますか。また、その時、扇子を置く位置は膝前ですか、それとも膝横でしょうか。
18
和親棚の点前について。大中小の棚の置き方に決まりはありますか。また、点前は御園棚、春秋棚に準ずればよいのでしょうか。
19
濃茶の席に招かれましたが、体調が思わしくない場合、客としてどのようにしたらよいでしょうか。お教え下さい。
20
一会の茶事で、薄茶ではお茶を飲む直前にお菓子をいただきますが、濃茶では懐石に続いてお菓子をいただき、中立を経て濃茶を頂戴します。濃茶ではなぜ点前の場面でお菓子が出てこないのでしょうか。
21
洋装で茶席に入る時、白のソックスに履き替えるのが約束でしょうか。
22
茶筅通しの意味をお教え下さい。
23
貴人清次花月で最後まで貴人に「月」が当たらなかった場合、仕舞いつけはどの様にしたらよろしいでしょうか。
24
室内にて、玄々斎創案の立礼式で野点の風情にして茶会を催してもよいでしょうか。
25
中置で荘り物をしてよろしいでしょうか。
26
炉の茶通箱付花月の拝見物を出す時、四つ出しと習いましたが、どのような出し方
でしょうか。また、風炉も同様でしょうか。
27
続き薄茶はどういう場合に行われるのでしょうか。
28
葉蓋の点前に用いる水指は末広籠花入の受け筒が約束でしょうか。また、梶の葉以外の葉で何が使えるでしょうか。
29
葉蓋や洗い茶巾の点前で客を迎える時、何か心がけることがありますか。
30
切掛風炉にて初炭所望をしてもよろしいでしょうか。所望する折、亭主は炭斗を持ち出し定座に置いて、坐る位置は畳の中央でしょうか。それとも畳の中央より客付寄り右側で置いてから風炉正面に寄りますか。また灰器を用いていませんが、帛紗はやはり畳敷合せ角に置きますでしょうか
31
名水点についてお尋ねします。茶入、茶杓を清めた後、帛紗はどこに置きますか。建水の後ろで宜しいでしょうか。また、名水の由来のお尋ねにお答えする場所は、居前、客付のどちらでしょうか。
32
名水をいただく客の所作について、ご教授下さい。
33
茶杓は象牙から始まったとのことですが、竹の茶杓を使うようになったのは何故ですか。
34
『淡交』6月号から連載されております小習十六ヶ条の軸荘と軸荘付花月との帛紗と巻紙の扱いの違いについてお尋ね致します。
花月では「月」が床の正面に坐り、掛物を右手で取り、左手に持ち替え、帛紗を八ッ折にした後、小習、花月とも帛紗は懐中するのでしょうか、それとも右膝頭に置くのでしょうか。
35
電熱式の炉・風炉を使う場合も、香合を荘り、会記にも記入するのでしょうか。
36
茶箱の卯之花点前の茶会に招かれました。お道具の拝見はどのようにしたらよろしいでしょうか。お教え願います。
37
茶席に入れてはいけない禁花があるとお聞きしましたが、どのような花を指すのでしょうか。
38
棚を用いて点前をした時、なぜ湯返しをするのでしょうか。
39
茶入の蓋に象牙を用いる意味、また蓋裏に金箔を貼る意味をお教え下さい。
40
鉄風炉の場合、赤の前土器(かわらけ)を使うのはなぜですか。
41
薄茶の席で二種類の干菓子を出すのは何故ですか。お教え願います。
42
竹蓋置の炉、風炉の違いについてお教え願います。
43
濃茶では、なぜ飲み回しをするのでしょうか。
44
茶箱・月点前で、茶筅を立てる器具を「ウグイス」とお聞きしましたが、その名の由来をお教え下さい。
45
長板二つ置での点前では、竹の蓋置の方がよいといわれますが、何故ですか。
46
棚を使って茶事をする場合、最初から棚を置いてよろしいでしょうか。
47
初炭所望についてお尋ねします。風炉では下火をいじらずに客に所望しますが、炉では下火を動かし湿し灰をまいてから所望するのは何故ですか。
48
居前に座り柄杓を取り「鏡柄杓」をしますが、その意味をお教え下さい。
49
御園棚で点前をする際、柄杓は、右か左かどちらの手で取るのでしょうか。
50
瓢(ふくべ)を炭斗として使用する時、新しいもの、古いものとの使い分けについてお教え下さい。
51
正月に結び柳をしますが、その由来と二重切花入の上の段には花を入れずに水のみを入れる理由をお教え下さい。
52
木地曲の建水の綴じ目の扱いについてお尋ね致します。居前に座り、建水から蓋置を定座に置き、柄杓を引いた後、綴じ目の向きを変えるのはなぜでしょうか。お教え下さい。
53
お茶事でお酒の飲めない人はどのようにお断りしたらよろしいでしょうか。
54
茶杓荘についてお尋ねします。お道具を拝見に出す際に、古帛紗を用いますが、広間の場合、正客が引きに出る際には仕覆を取って茶杓を乗せ、古帛紗を懐中し、茶入を取るのでしょうか。それとも、仕覆を取り、その上に茶入を乗せて指をかけて、古帛紗ごと茶杓を取って自席に戻るのでしょうか。お教え願います。
55
壺荘付花月で四客が月に当たった場合、折据は壺の紐を結んでいる四客をとばして仮座へ、また仮座から四客をとばして三客へ送って宜しいでしょうか。お教え願います。
56
台子、長板総荘りで、薄茶・濃茶の点前の折に杓立から火箸を抜きますが、炭手前でなく、火箸を使用しないのに、なぜ抜くのでしょうか。
57
なぜお家元の正月茶を、“初釜式”と称されるのでしょうか。
58
懐石道具、縁高に露(つゆ)を打つのは、炉・風炉の季節とも同じでございますか。
59
二月に大炉を開くとお聞きしましたが、大炉とはどのようなものでしょうか。お尋ねいたします。
60
大炉の炭手前についてお尋ねいたします。初炭手前では炭斗に炭を組み用いますが、後炭手前では炭斗を使用しないとお聞きしました。後炭手前ではどのように炭を組むのでしょうか。
61
陶器の灰匙を大炉以外で用いることができますか。
62
大炉の雪輪瓦の両面には、釉の掛かっている面と素焼の部分のある面がありますが、扱いに約束はありますか。お教え願います。
63
大炉は逆勝手で点前をしますが、初炭の炭斗の炭も逆に組むのでしょうか。
64
濃茶貴人点では、菓子器は縁高を用いるのでしょうか。それとも高坏(たかつき)でしょうか。お教え願います。
65
釣釜の点前で棚を用い、五徳の蓋置を使う時の扱いをお教えください。
66
貴人清次濃茶付花月についてお尋ねいたします。
貴人が次茶碗の濃茶を点て、次客の一啜で服加減をきき、釜に水一杓をさして自席に戻り、次茶碗の濃茶を詰がのみきると貴人から茶碗の拝見を請われます。その時の茶碗と札の位置をお教えください。
67
釜に花押や文字が鋳込まれている時、釜の正面はどのように決めたら宜しいでしょうか。
68
席中での禁句や話してはいけない内容等がありましたらお教えください。
69
四月は透木釜を懸けて、いよいよ五月初風炉の季節を迎えますとお聞きしますが、透木釜は時代としては何時頃から茶席で懸けられるようになったのでしょうか。お教え願います。
70
透木後炭手前についてお伺いいたします。透木を炉壇に戻すのは、水次で釜に水を足し、濡れ釜にした後でしょうか、その前でしょうか。
71
誠に初歩的な質問で恐縮ですが、お許し願います。
菓子をいただく際に懐中から懐紙を取り出しますが、炭手前の折の紙釜敷のように打ち返すのでしょうか。また、千鳥板も同様に打ち返すのでしょうか。
72
風炉濃茶点前の時、茶碗に茶を入れ、水指の蓋を開け、次に水一杓を釜に差してから茶碗に湯を注ぎますが、これはなぜでしょうか。点前の上での決まり事というだけでしょうか。その意味がありましたらお教え願います。
73
貴人清次花月についてお尋ねいたします。
貴人が仕舞花となり、点前座に進み四服目を点てて定座に出しますが、その後、四の「月」は茶碗を取りに出て一礼をしますか。また、茶碗を返す時に一礼がございますか。
なお、仮座の客が点前座の貴人に折据を
すみかけ
(
・・・・
)
で置く時、引く時に一礼がありますでしょうか。
74
煙草盆の置かれる意味をお教え願います。
75
大津袋についてお教え願います。
76
「風炉の敷板を小間据えに置く時」という時の「小間据え」とは、どのようなものでしょうか。また、小間据えで風炉を据える時の敷板はどの位置になりますか。お教え願います。
77
荒目板を用いる場合、目の広い方を手前にするのは何か理由があるのでしょうか。
78
仙遊之式・風炉について、お伺いいたします。東から三客に炭所望をいたします。その後、正客が風炉中の拝見を請いますが、東も風炉中の拝見をするのでしょうか。
79
会記の書き方についてお教え願います。特に道具の順序、一文字上げる下げる等のポイントをご教授ください。
80
利休居士道歌に「濃茶には点前をすてて一筋に服の加減と息をもらすな」とありますが、どのように解釈すれば宜しいでしょうか。
81
七事式の「廻り花之式」をいたしました。このように花をめでる式は、いつ頃からなされているのでしょうか。
82
初炭手前の折、香合が大きくて香合台に乗りにくい時は灰器と香合を一緒に持ち出すと聞いたことがあります。この場合、どのような扱いをすればよろしいでしょうか。
83
盆香合の時の盆に決まりはありますか。例えば、木地や真塗、大きさに決まりがありましたらお教え願います。
84
茶入荘についてお尋ね致します。
拝見に出す際、茶入には古帛紗を用いると教わりました。広間で正客が拝見物を取りに行く場合、茶入を両手で扱うと茶杓と仕覆を持って自席に戻れなくなりますが、このような場合はどのように扱えばよろしいでしょうか。
85
お道具の取り合わせの時に季節感を重んじるのは当然のことですが、同じ月でも地域によって季候が異なります。茶会を催す地域の季節感をもとに考えてよろしいでしょうか。
86
夏の暑さが厳しかったせいか、庭の草花の中には傷んでしまったものもあり、一輪の花を入れる際にも「あの花があれば、この花が使えたのに…」とあれこれ迷いました。
このような時、どういう心構え(気持ち)で花を入れたらよろしいでしょうか。
87
中置の点前は小間の席ではしないとお聞きしましたが、何故でしょうか。
88
五行棚では、仕舞付けが終わり、釜に水一杓を差した後、湯返しをしないのは何故でしょうか。
89
後炭手前で釜の蓋を茶巾で清める時、釜の蓋の摘みを軽く押さえるのは、何故でしょうか。
90
炉縁についてお尋ねいたします。木地と塗りでは時代的にどちらが先に使用されたのでしょうか。
91
茶壷の拝見についてお教え願います。末客が壷の拝見を終えて正客に戻す時は、他の拝見道具と同じように“出会い”でしょうか。また、壷の拝見の際に両手の指先で扱うのは何故でしょうか。
92
炉で棚を用いて盆香合を行う場合、炭斗はどこに置いたらよろしいでしょうか。
93
入子点では木地曲の建水に茶碗を仕組みますが、塗りの建水ではいけませんでしょうか。
94
筒茶碗と絞り茶巾の扱いについてお教え願います。
95
茶碗荘についてお伺いいたします。
@亭主は濃茶を練り終わると茶碗を古帛紗にのせて正客にお出ししますが、樂茶碗の場合でも古帛紗は使用しますか。
Aまたその際、正客は亭主から出された古帛紗をそのまま拝借すべきでしょうか。
それとも自分の古帛紗にのせ替えた方がよいでしょうか。
96
“茶碗荘は濃茶で行うもの”と習いましたが、薄茶でしてはいけませんか。お教え願います。
97
重茶碗のお客を八人でいたしました。一碗目を三人、二碗目を五人でいただきました。一碗目を正客から三客でいただいた後、三客は茶碗を正客に戻し、正客から末客まで順次拝見しました。二碗目を取りに出た四客はお茶をいただき、末客は茶碗を正客に戻し、正客から末客まで順次拝見しました。
亭主にお返しする茶碗を出合いで戻すのは、どなたになりますでしょうか。
98
貴人点を終えて貴人茶碗をひき、茶道口で貴人茶碗を置き、貴人に一礼するのでしょうか。お教え願います。
99
初炭所望についてお伺いいたします。風炉では下火をさわることなく客に所望しますが、炉では下火を動かし湿し灰をまいてから所望します。なぜ風炉と炉でこのような違いが生じるのでしょうか。
100
釜の大蓋・中蓋の扱いについてお教え願います。