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妙心寺展献茶式

―東京国立博物館にて、千 玄室大宗匠が奉仕―


  東京国立博物館では1月20日から3月1日まで、開山無相大師650年遠諱(おんき)記念特別展「妙心寺」が開催されています。開会に先立ち、千 玄室大宗匠が1月19日に行われた安座法要において献茶を奉仕されました。
  妙心寺は、建武4年(1337年)に花園法皇が自らの離宮を禅寺に改め、関山(かんざん)()(げん)(無相大師)を開山として迎えたことに始まり、広大な山内には46の塔頭寺院が点在しています。同展は本年が無相大師650年遠諱にあたることを記念して、妙心寺の開創から今日に至るまでの歴史や文化を、山内に伝世している様々な美術工芸品を中心に紹介するものです。
  午後1時、会場に入られた大宗匠は濃茶二碗を謹点、妙心寺管長の東海大光老大師が関山慧玄坐像と花園法皇坐像に捧げられました。


  会期中の2月12・13日には大宗匠のご厚意により、来館者を対象に呈茶席(関東第一地区担当)が設けられます。(各日先着600名)
  また、同展は京都国立博物館、名古屋市博物館、九州国立博物館にも巡回する予定です。


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