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大本開教120年記念世界平安祈願祭献茶式
―千 玄室家元奉仕―




  11月21日(水)、京都府亀岡市の大本天恩(てんおん)(きょう)(ばん)(しょう)殿(でん)において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が厳かに執り行われました。
  大本は、開祖出口なお師によって明治25年(1892)に開かれてから本年で120年を迎えました。教祖出口()仁三郎(にさぶろう)聖師は「芸術は宗教の母なり」と規定し、芸術を大本の活動の大きな柱とされ、「茶道」を始め日本の伝統芸術の習得を奨励、信徒のより高い教養を目指しています。
  また大本献茶式は、先々代淡々斎宗匠の時代より今日まで続く厳粛な儀式となっており、式場の万祥殿は天恩郷における礼拝殿で、「おほもとすめおほみかみ」がお祀りされています。
  午後1時、出口 紅教主をはじめ祭員の参列する中、万祥殿に入られた大宗匠は、点前座に着座。世界の平安を念じ濃茶一碗を謹点、ご祭神に献じられました。




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