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全國戰歿學徒追悼祭献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  平成27年10月21日(水)、「全國戰歿學(ぜんこくせんぼつがく)()記念若人の広場」(兵庫県南あわじ市)において「全國戰歿學徒追悼祭」が開催され、その中で、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同追悼祭は、第二次世界大戦の戦地や軍需工場に動員されて亡くなった約20万人の学徒を慰霊する式典で、昭和18年10月21日に明治神宮で実施された「出陣学徒壮行会」の日に合せて平成7年から開催されています。戦後70年の節目の年にあたり、大宗匠は自らの深い想いを込めて献茶に臨まれました。
  会場となった「全國戰歿學徒記念若人の広場」は、全国唯一の戦没学徒慰霊施設として建築家の故丹下健三氏の設計により、昭和42年に開設されたものです。
  午前10時30分、大宗匠は式場に入られ、点前座に着座。濃茶一碗を謹点、戦没学徒の御霊(みたま)へ捧げられました。




  献茶式に際して、「若人の広場イベントスペース」において、淡路支部(濱田知昭支部長)により呈茶席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


呈茶席(淡路支部担当)


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