北野天満宮千百年 大萬燈祭祭典

梅の香に包まれ 厳かに
〜千 宗室家元ご奉仕 献茶式〜

  日の光、雲のたたずまいにも春近きを思わせる3月8日午前10時から、京都市上京区の北野天満宮(梶 季嗣宮司)において、千 宗室家元による献茶式が執り行われました。
  北野天満宮は「北野の天神さん」と称され、学問の神様として崇敬の篤い菅原道真公をお祀りする、全国12,000社余りの天神社及び天満宮の宗祀のお社。
  九州の大宰府で菅原道真公が没して今年で1100年。3月6日から27日まで千百年大萬燈祭が営まれていました。

  梶宮司はじめ神官の先導により本殿に進まれた家元は、神事の後、献炭。堀部公允今日庵老分・淡交会京都南支部支部長、内田昌一京都東支部支部長、加納幸一京都西支部支部長、稲岡宗傳京都北支部支部長はじめ京都の支部役員・会員や大樋長左衛門、宮崎寒雉氏らが見守る中、濃・薄の二碗を謹点。ご祭神の菅原道真公に献じられました。
  境内には、参詣客も多く家元の献茶式を興味深く見守っていました。


大萬燈祭で賑わいを見せる北野天満宮 清められた境内と金燈籠

千 宗室家元ご奉仕による献茶式


ご祭神の菅原道真公に一碗を献じられる家元