大本山永平寺高祖道元750回大遠忌法要献茶式

千 宗室家元奉仕

開祖の教えに思いを馳せ

6月18日、日本曹洞宗の開祖、道元禅師遠忌750年を記念する献茶式が、福井県吉田郡永平寺町の大本山永平寺（貫首　宮崎奕保猊下）において千 宗室家元のご奉仕により執り行われました。  　永平寺は寛元2年（1244）道元禅師によって開創された曹洞宗の大本山で、本尊は釈迦牟尼仏。全国に15,000の末寺を有し、檀信徒は1000万人といわれています。  　深山幽谷と緑の一碗に心洗われ  　永平寺法堂に入られたお家元は、点前座に進まれ濃茶・薄茶二碗を献点。  　永平寺監院・南澤道人猊下、今日庵老分で淡交会北陸地区地区長・淡交会石川支部支部長の嵯峨逸平氏、淡交会福井支部の品川一郎支部長、宮崎茂和副支部長、三田村俊文副支部長、笹木竜三顧問はじめ約500人の福井支部会員が見守る中、お家元は本尊の釈迦牟尼仏に捧げられました。

献茶式	法堂

濃茶席	薄茶席

また、福井支部担当の濃茶席が光明殿、薄茶席が大講堂において懸かり、清澄な空気に満ちた堂宇の中、参加者らは一碗を堪能しました。  　なお、前日17日夕刻から福井市内のユア―ズホテルにおいて懇親会が開かれ、永平寺監院・南澤道人猊下、福井県副知事・西川一誠氏、福井市長・酒井哲夫氏、衆議院議員・高木 毅氏、参議院議員・山崎正昭氏、松村龍二氏、福井県議会議員・奈良俊幸氏はじめ淡交会福井支部役員が参加。千 宗室家元を囲んで、和やかなひと時を過ごされました。