住吉大社献茶式
─千 宗之若宗匠奉仕─
〜仲秋の清らかな風に包まれ〜




  大阪市住吉区に鎮座する住吉大社において、9月24日、恒例の献茶式が千 宗之若宗匠の奉仕により執り行われました。
  神功皇后摂政11年(211)の創建とされる住吉大社は国家鎮護、航海守護の神として崇敬を集める底筒男命(そこづつのおのみこと)、中筒男命(なかづつのおのみこと)、表筒男命(うわづつのおのみこと)の住吉三神と神功皇后が祀られています。神社建築史上最古の様式である"住吉造"と知られる国宝の社殿や太鼓橋など見所も多く"住吉さん"の愛称で今も大阪市民に親しまれています。
  当日午前10時、神官の先導で境内を進まれた若宗匠は、大阪の同門社中が見守る中、第一本宮で厳かに濃茶・薄茶二碗を献点、ご祭神に献じられました。
  式に際して本席として、神館にて淡交会大阪西支部(千代賢治支部長)担当の薄茶席、並びに大阪西支部しののめ青年部・なみはや青年部担当の立礼席が設けられました。



ご祭神に一碗を献じられる若宗匠


本席(大阪西支部担当) 立礼席
(しののめ青年部・なみはや青年部担当)