建仁寺開創八百年慶讃大法会献茶式
─千 宗室家元奉仕─
〜栄西禅師の遺徳を偲び〜




  京都市東山区にある臨済宗総本山建仁寺において10月15日、千 宗室家元の奉仕により献茶式が厳修されました。今回の献茶は開創八百年慶讃大法会にともなって執り行われたもので、今年は、6月5日の開山忌献茶式以来2回目。
  当日午後1時、法堂に入られたお家元は、献炭、献香に続いて濃茶一碗を開山栄西禅師に捧げられました。
  献茶式終了後、お家元は午後4時より京都ホテル・オークラで開催された「建仁寺開創八百年慶讃大法会」にて『栄西禅師のお茶』と題して講演され、喫茶養生記、茶経など栄西禅師から始まる我が国茶道の起源から今日に至までの歴史を織りまぜて話され禅師の遺徳を偲びました。


献香・献炭に続いて濃茶一碗を栄西禅師に献呈


「建仁寺開創八百年慶讃大法会」にて講演されるお家元