東大寺・大仏開眼千二百五十年慶讃大法要献茶式
─千 宗室家元奉仕─
〜稔りの秋を迎え〜




  10月19日、奈良市雑司町の東大寺において、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。
  今回の献茶式は大仏開眼千二百五十年慶讃大法要にともなって執り行われたもので、今年は、本年5月9日の聖武天皇慶讃献茶式法要以来2回目。
  午前10時、大仏殿に入殿されたお家元は濃茶・薄茶二碗を謹点して、本尊の毘盧舎那仏(びるしゃなぶつ)に捧げられました。そして、読経、焼香と諸儀が滞りなく終了しました。
  献茶式に際して本坊にて今日庵席、また淡交会奈良支部(松久保秀胤支部長)・鈴木皓詞氏及び上野道善氏による副席が大仏殿集会所並びに真言院境内芳村観阿寿塔前にそれぞれ設けられました。


献茶式


拝服席 今日庵席 副席 上野道善氏席


副席 鈴木皓詞氏席