明治神宮献茶式
─千 宗之若宗匠奉仕─
〜清らかな秀秋の神宮において〜




  東京都渋谷区代々木の明治神宮において、11月14日、千 宗之若宗匠による献茶式が執り行われました。
  明治神宮は、明治45年7月30日に明治天皇が崩御され、ご神霊をお祀りしたいとの国民の熱誠により大正9年に明治天皇、昭憲皇太后の聖徳を偲び創建されました。原宿の喧騒をよそに広大な境内には鬱蒼と神木が茂る同社は、日本一の初詣客参拝者を迎えることでも知られています。
  午前10時、拝殿に入られた若宗匠はまず献炭。続いて濃茶・薄茶二碗を献点、祭神に献じられました。なお、当日は淡交会第一地区地区長、淡交会理事の内海倫氏をはじめ来賓と各地から同門社中が多数参列。
  式に際して桃林荘に淡交会東京第三西支部副幹事長・北川宗澄氏担当の濃茶席、楠の間に野末宗昭氏担当の薄茶席、また青年部関東第一ブロック(土井宗満ブロック長)担当の拝服席が回廊に設けられ参列者に呈茶がなされました。


献茶式


濃茶席(北川宗澄副幹事長担当) 薄茶席(野末宗昭氏担当)


拝服席(青年部関東第一ブロック担当)