芳春院殿 木像開眼供養献茶式
千 宗室家元奉仕
〜「お松の方」木像開眼供養を記念して 厳かに〜


  12月2日、京都市北区紫野の大徳寺塔頭・芳春院において、芳春院殿木像開眼供養献茶式が行われ、千 宗室家元が献茶奉仕をされました。



芳春院


  同院は「お松の方」として知られる加賀藩・前田利家夫人 芳春院が建立した名刹で、開祖は玉室宗珀。
  午前10時、特設の点前座に進まれた千 宗室家元は、多くの来賓・同門社中の見守る中、濃茶・薄茶の二碗を謹点。開祖・玉室宗珀と芳春院殿に捧げられました。








  この芳春院殿木像開眼供養献茶式には濃茶席と薄茶席が設けられ、多くの喫客が、お松の方の遺徳を偲びながら一碗を喫しました。