生田神社献茶式
千 玄室大宗匠奉仕




  3月15日、神戸市中央区下山手通に鎮座する生田神社において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。

  生田神社は女神・雅日女(わかひるめ)尊を祭神とし、神功皇后三韓正討の翌年、大和へ帰る途中に神の教示によってこの地に祀らせたと伝えられています。同社は縁結びの神として知られ、社地の生田の森は「拾遺和歌集」にも詠まれるなど、平安の昔から文人墨客が訪れた名勝、また源平一ノ谷合戦の戦場ともなりました。

  当日午前10時、諸儀に続いて点前座に進まれた大宗匠は、多数の同門社中が見守るなか、濃茶・薄茶二碗をご祭神に捧げられました。






  添釜は、伊藤勝之淡交会近畿第三地区副地区長、神戸第一支部、生田会による3席が設けられました。


伊藤勝之・近畿第三地区副地区長席 神戸第一支部席