大宮八幡宮 献茶式
−千 宗室家元奉仕−
〜御鎮座九百四十年の佳年を迎え〜




  清々しい春の陽気となった4月27日、東京都杉並区の大宮八幡宮において恒例の献茶式が、千 宗室家元の奉仕により厳修されました。
  午前10時、千 宗室家元は多数の参列者が見守る中、本殿に於いて濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神の応神天皇、仲哀天皇、神功皇后に捧げられました。祝詞の後、鎌田紀彦宮司に続き玉串奉奠。無事献茶式を終えられました。




  当日献茶に際し、奉賛添え釜4席が掛かりました。神泉亭において東京第六東支部吉田宗翠副支部長による濃茶席、清涼殿蓬莱の間において東京第六東支部稲井宗篤顧問による薄茶席、境内において東京第六東支部青年部と東京第六支部学校茶道連絡協議会による立礼席、大宮幼稚園において園児たちによる呈茶席、そして、清涼殿羽衣の間において点心席がそれぞれ設けられ、終日喫客でにぎわいました。


東京第六東支部吉田宗翠副支部長による濃茶席 東京第六東支部稲井宗篤顧問による薄茶席


青年部・学校茶道部による立礼席 大宮幼稚園園児による呈茶席