大宮氷川神社 献茶式
千 玄室大宗匠奉仕




  関東地方も梅雨に入った6月13日、「ひかわさま」と親しまれている埼玉県さいたま市の大宮氷川神社において、千 玄室大宗匠奉仕により献茶式が執り行われました。

  氷川神社の祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)、大己貴命(おほなむちのみこと)の3神。氷川とは、出雲大社のある簸川(ひかわ)に由来し、神聖な水源を意味しています。

  午前10時、開式。朝からの霧雨が緑を滴らせ、厳粛な雰囲気のなか、大宗匠が濃茶・薄茶の二碗を謹点され、神前に捧げられました。

  献茶式にあわせて、淡交会埼玉県支部会員による添釜が3席設けられました。

  ・ 埼玉県支部副幹事長・監事の鈴木宗雪氏の濃茶席(鳳凰の間)
  ・     〃    常任幹事の高橋宗綾氏の薄茶席(孔雀の間)
  ・     〃    幹事の鈴木宗房氏の立礼席(呉竹荘階上)

  大宗匠は、副支部長の半田昭雄氏、田中作次氏らと共に各席を回られ、一碗を喫されました。


鈴木宗雪氏席 高橋宗綾氏席


鈴木宗房氏席