鶴岡八幡宮 献茶式
─千 玄室大宗匠奉仕─
〜菊薫る佳き日に、厳粛に〜




  山々に秋の気配が漂い始めた10月18日、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮において、千 玄室大宗匠奉仕による献茶式が執り行われました。

  同社は1063年、源頼義が石清水八幡宮(京都府八幡市)から源氏の氏神として分祀し、関東の総鎮守として崇敬されています。祭神は応神天皇、神功皇后、比淘蜷_の三神。献茶式は、静御前も「舞」を舞ったという由緒がある「舞殿」で行われました。

  当日午前10時、大勢の同門社中並びに鎌倉JC会員が見守る中、大宗匠は石渡徳一・鎌倉市長、馬本克美・淡交会関東第三地区副地区長並びに蔵並定男・淡交会鎌倉支部長と共に御祓いをうけられた後、濃茶・薄茶の二碗を謹点、神前に捧げられました。

  式に際して茶席が3席、淡交会鎌倉支部・横山宗秀氏担当の副席が洒心亭に、野原宗喜氏担当の薄茶席が常陸亭に、また鎌倉支部学校茶道連絡協議会の立礼席が懸かり参列者に心のこもった一碗を呈しました。


洒心亭 席主:横山宗秀氏 常陸亭 席主:野原宗喜氏


  立礼席
  鎌倉支部学校茶道連絡協議会