大本山 川崎大師平間寺 献茶式
〜千 玄室大宗匠奉仕〜




  晴れ渡った青空の下、八重桜の咲き始めた4月11日、神奈川県川崎市の平間(へいけん)寺 において42回目となる恒例の献茶式が、千 玄室大宗匠の奉仕により執り行われました。

  川崎大師は厄除け大師として霊験あらたか、総本山は京都東山七条にある真言宗智山派の智積院であり、千葉の成田山新勝寺・東京多摩の高尾山薬王院とともに関東三山として知られています。 今年は、10年に一度の吉例大開帳奉修の年にあたり、5月には「赤札」(弘法大師直筆と伝わるお守り)の授与が行われます。


学校茶道の生徒の出迎えを受けられる大宗匠 入堂される大宗匠


  当日、午前10時、大宗匠は会奉行・職衆方を先達に、大本堂へ入堂。高橋隆天大僧正大導師による大護摩修法の浄火を受けた大宗匠は、濃茶・薄茶の二碗を献点、弘法大師尊像へ捧げられました。
  献茶後、大宗匠は市長はじめ関係者方と裏千家淡交会川崎支部(野澤隆幸支部長)他による茶席6席を回られました。


濃茶席(名誉師範 小林宗孝) 濃茶席(淡交会 川崎支部)


拝服席(平間寺 茶道教室) 淡交会川崎支部青年部(橘樹青年部)席


薄茶席(川崎青年商工会議所) 呈茶席(川崎支部学校茶道連絡協議会16校参加)