尾張大國霊神社献茶式
〜千 玄室大宗匠奉仕〜




  愛知県稲沢市に鎮座する尾張大國霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)において、4月12日、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。

  同社はかつて国府の近くに位置し、国司自らが祭祀を執り行なったことから国府宮と通称され、尾張地方の國霊神(くにたまのかみ)を祀る尾張国総社とされました。毎年旧正月に行われる儺追(なおい)神事が「国府宮のはだか祭」として名高い。

  当日、午前10時半、大宗匠は竹内正憲宮司の先導で祈祷殿に入殿。特設の点前座にて謹点の濃茶・薄茶二碗をご祭神に捧げられました。
  献茶式に際して、淡交会愛知第二支部(川村悌弐支部長)・神谷宗チョウ幹事長による本席並びに他流の協賛席が設けられ参会者に呈茶されました。



ご祭神に捧げられる大宗匠


本席:愛知第二支部
        神谷宗チョウ幹事長