湯島天満宮 献茶式
−千 宗室家元奉仕−
〜風薫る佳き日に〜




  5月7日、清々しい日差しのなか、東京都文京区の湯島天満宮において恒例の献茶式が、千 宗室家元の奉仕により厳修されました。

  湯島天神と親しまれている湯島天満宮は、御宇2年(458)、雄略天皇の勅命により天之手力雄(あめのたぢからお)命を奉斎したのがはじまり。正平10年(1355)郷民が菅原道真公の遺徳を慕って合祀し、以来学者・文人の参拝も絶えることなく、学問の神として多くの参拝者でにぎわっています。

  午前10時より内海 倫関東第一地区長はじめ大勢の招待者・信徒が参列し見守る本殿で、家元は濃茶・薄茶二碗を謹点され、ご祭神に捧げられました。祝詞の後、家元に続いて淡交会支部役員方が玉串奉奠し、献茶式は恙なく終了しました。
  献茶式に際し、淡交会東京第二東支部(井上辰雄支部長)副幹事長・井口宗富氏による濃茶席、同・小林宗光氏による薄茶席並びに東京第二東支部学校茶道連絡協議会・板橋青年部・豊島青年部による立礼席の3席が懸かり、終日喫客でにぎわいました。


濃茶席
(井口宗富副幹事長担当)


薄茶席
(小林宗光副幹事長担当)
立礼席
(学校茶道連絡協議会・板橋青年部・
豊島青年部担当)