北海道神宮 献茶式

千 宗室家元奉仕

〜北の大地のさわやかな気に包まれて〜

6月19日、札幌市中央区宮ヶ丘に鎮座する北海道神宮において千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。  　同宮は明治2年、明治天皇の勅命により札幌神社として創建。北海道の開拓・発展の守護神として大国魂神（おおくにたまのかみ）、大那牟遅神（おおなむちのかみ）、小彦名神（すくなひこなのかみ）を祭神としています。昭和39年に明治天皇を合祀し、「北海道神宮」となって以来、名実とともに北海道の総鎮守として尊崇を集めています。

午前10時、神官の先導により神殿に入られた家元は、淡交会理事の大谷宗裕氏はじめ、多数の北海道同門社中が見守るなか、厳かに濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。  　献茶に際して、薄茶席（伊藤宗祥・名誉師範担当）が直心亭に、また旭川支部（生駒二朗支部長）担当による立礼席が参集殿に設けられ、終日参列者を迎えていました。

薄茶席（伊藤名誉師範担当）	立礼席（旭川支部担当）