日光東照宮献茶式
─千 宗室家元奉仕─




  11月5日、徳川家康をご祭神に、豊臣秀吉と源頼朝を合祀する栃木県日光市の日光東照宮にて、千 宗室家元による献茶式が執り行われました。

  同社は東照大権現に叙せられた徳川家康の廟所として創建され、徳川家光により現在の社殿に改修されました。豪華絢爛たる殿舎が鬱そうとした山内に散在するさまは美しく、世界遺産にも登録されています。

  当日午前10時、権現造りの拝殿に入殿された家元は、大勢の同門社中が見守る中、献炭に続いて濃茶・薄茶の二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。


 献炭


  献茶式に際して淡交会栃木県支部(福嶋寿克支部長)、学校茶道、そして青年部が担当する茶席が3席設けられ、参列者に心のこもった一碗を呈しました。


学校茶道担当席にて