大宮氷川神社 献茶式
−千 玄室大宗匠奉仕−




  風薫る5月12日、埼玉県さいたま市の大宮氷川神社において、千 玄室大宗匠奉仕により献茶式が執り行われました。

  大宮氷川神社は、社伝によると今から凡そ2000余年前、第5代孝昭天皇の御代、出雲大社より勧請して創建されたと伝えられる元官幣大社。ご祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)、大己貴命(おほなむちのみこと)の三神。
  氷川神社は埼玉県、東京都、そして神奈川県に及びその数は300近く点在しています。大宮の氷川神社は武蔵一宮としてその本拠であり、古来より歴代朝廷や武将の尊崇をあつめた由緒ある大社。「大宮」の地名もこの氷川神社に由来します。




  午前10時、開式。大宗匠は来賓、支部役員方と共にお祓いを受けられた後、神楽殿へ。厳粛な雰囲気のなか、大宗匠は濃茶・薄茶の二碗を謹点され、ご祭神に捧げられました。
  献茶式に際して、淡交会埼玉県支部(半田昭雄支部長)会員による添釜が3席設けられ、参列者に呈茶されました。


濃茶席 袖口宗光副幹事長担当 薄茶席 梅田宗京幹事担当


立礼席 峯岸宗通幹事担当