北海道神宮 献茶式
─ 千 宗室家元 奉仕 ─




  北国の清々しさに満ちた6月26日、札幌市中央区宮ヶ丘の北海道神宮において千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮のご祭神は、大国魂神(おおくにたまのかみ)、大那牟遅神(おおなむちのかみ)、小彦名神(すくなひこなのかみ)と、明治天皇の4柱。明治2年、明治天皇の詔により東京で「北海道鎮座神祭」を斎行、4年に現在地に社殿が建てられ北海道の開拓・発展の守護神としたのが始まり。

  献茶式には、淡交会理事の大谷宗裕氏、淡交会北海道地区名誉地区長の北川日出冶氏、地区長の坂本眞一氏(参事)、淡交会顧問の恩村雄太氏はじめ地区役員方、札幌今日会会員ら多数の同門社中が参列。
  午前10時、神官の先導により神殿に入られた家元は、厳かに濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶に際して、直心亭に拝服席(札幌第一支部名誉師範の林 宗英氏担当)、参集殿に薄茶席(小樽支部担当)が設けられ、参列者で終日和みました。


拝服席(林 宗英氏担当) 薄茶席(小樽支部担当)