法華寺献茶式
― 千 宗室家元奉仕 ―


  4月3日、奈良市にある法華寺において、千 宗室家元奉仕による献茶式が厳修されました。
  745年創建の同寺は、光明皇后を開基とする総国分尼寺で、大和三門跡に数えられています。 桃山時代に再興された本堂には、本尊である十一面観音菩薩立像が安置されており、彩色や金箔を施していない素木像は国宝に指定されています。

  午前10時半、本堂に着座された家元は、多数の同門社中が参列のなか濃茶・薄茶二碗を謹点、本尊に捧げられました。




  献茶式に際して、慶久庵にて樫根義隆氏(奈良支部副支部長)担当の奉賛席、東書院にて奈良支部(松久保秀胤支部長)担当の奉賛席の2席が設けられ、和やかに一碗を楽しみました。






奉賛席(樫根義隆氏担当)
奉賛席(奈良支部担当)