尾張大國霊神社献茶式
― 千 宗室家元奉仕 ―


  4月25日、愛知県稲沢市にある尾張大國霊神社において、千 宗室家元奉仕による献茶式が行われました。
  古来より尾張の総鎮守の神、厄除けの神として広く尊崇されている同社は、奈良時代に尾張国の総社として定められ、国司が祭祀を行うことから通称「国府宮(こうのみや)神社」として知られています。旧正月13日に行われる「儺追神事」は千年以上の歴史があり、「国府宮のはだか祭」といわれ日本三大奇祭の一つとされています。

  午前11時、祈祷殿に着座された家元は、濃茶・薄茶二碗を謹点しご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、広間にて松田宗香氏(愛知第三支部)担当の本席、並びに他流の協賛席が2席設けられ、参列者に心のこもった一碗が呈されました。


本席(松田宗香氏担当)