大宮八幡宮献茶式
― 千 玄室大宗匠奉仕 ―




  爽やかに晴れ上がった5月26日、「東京のへそ」といわれている東京都杉並区に鎮座する大宮八幡宮において、千 玄室大宗匠奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は、源 頼義公が1063年に京都の石清水八幡宮より御分霊を勧請したことに始まり、応神天皇、仲哀天皇、神功皇后が祀られています。

  午前10時、本殿に参進された大宗匠は、濃茶・薄茶二碗を謹点しご祭神に捧げられました。その後玉串を奉納され、淡交会関東第一地区会員はじめ参列した同門社中もともに拝礼しました。




  献茶式に際して、清涼殿蓬莱の間にて林屋晴三氏(東京第六東支部副支部長)担当の濃茶席、神泉亭にて名児耶 明氏(東京第六東支部顧問)担当の薄茶席、神門内にて東京第六東支部青年部連絡会・学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。また、同宮付属の大宮八幡幼稚園にも茶席が設けられ、園児らがお点前を披露しました。


濃茶席(林屋晴三氏担当)


薄茶席(名児耶明氏担当) 立礼席(青年部・学校茶道担当)


大宮八幡幼稚園の茶席にて