鶴岡八幡宮献茶式
― 千 宗室家元奉仕 ―




  9月20日、神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮において、千 宗室家元奉仕により献茶式が執り行われました。

  緑滴る森に抱かれるように鎮座する同八幡宮は、1063年(康平6年)、源氏の氏神として祭祀されたのを起源とし、応神天皇(おうじんてんのう)、比売神(ひめがみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)の三神を祭神に武家の尊崇を集めてきました。近年修復なった本宮は国の重要文化財となっています。






  午前10時、家元は神官の先導により本宮へと参進され、多数の関東地区の同門社中が参列する中、濃茶・薄茶の二碗を謹点、祭神に捧げられました。

  献茶式に際して、副席が洒心亭(山口宗悦氏:鎌倉支部参与担当)と常陸席(誉田宗悦氏:鎌倉支部幹事担当)が懸けられたほか、会館ホールには鎌倉支部学校茶道担当の立礼席が設けられました。


副席(洒心亭)


副席(常陸席)


立礼席(鎌倉支部学校茶道)