湯島天満宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―


  4月16日、東京・湯島天満宮において、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は雄略天皇の勅命により創建(458年)され、天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を奉斎しています。正平10年(1355)には、当地の人々が菅原道真公を慕い合祀し、学者・文人の崇拝を集めてきました。現在では、「湯島天神」として受験生をはじめ多くの参拝者に親しまれています。
  午前10時、本殿に入られた家元は、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。






  献茶式には、前内閣官房副長官 下村博文衆議院議員(淡交会東京第二東支部副支部長)も参列されました。
  茶席は、今井宗陽氏(東京第二東支部顧問)による濃茶席、柳澤宗綾氏(同支部副幹事長)による薄茶席、同支部豊島・板橋青年部、学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられました。


濃茶席(今井宗陽氏)


薄茶席(柳澤宗綾氏) 立礼席(豊島・板橋青年部、学校茶道連絡協議会担当)