日吉大社献茶式
―千 宗室家元奉仕―


  5月29日、日吉大社(滋賀県大津市)において、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。
  「山王権現」とも呼ばれる同社は、西本宮には国土を開拓したとされる大己貴神(おおなむちのかみ)が、東本宮には比叡山に鎮座する地主神である大山昨神(おおやまくいのかみ)が祀られています。同社は元亀2年(1571)に、織田信長による比叡山焼討ちの戦火に巻き込まれ焼失し、その後再建されました。
  午前10時、家元は容子夫人とともに西本宮拝殿に入られ、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶に際して、日吉会館には滋賀支部(河本英典支部長)担当、律院には中島宗美氏(同副幹事長)・山本宗力氏(同)担当の協賛席が設えられ、参列者に心のこもった一碗が呈されました。


協賛席(滋賀支部担当) 協賛席(中島宗美氏・山本宗力氏担当)