池上本門寺献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―


  11月12日、池上本門寺(東京都大田区)において、千 玄室大宗匠奉仕の献茶式が執り行われました。
  日蓮宗の大本山である同寺は、弘安5年(1282年)、日蓮上人が武蔵国池上(現在の東京都大田区池上)の郷主・池上宗仲の館で入滅され、その土地の一部を宗仲が寄進したことに始まります。毎年10月11〜13日の3日間、「お会式法要」が行われ、12日の夜には、30万人もの参詣者で賑わいます。
  午前10時、大堂に入られた大宗匠は濃茶・薄茶二碗を謹点、日蓮上人の御霊に捧げられました。




  献茶式に際して、鏡山宗峰氏(東京第四支部参与)担当の濃茶席、野々山宗由氏(同支部幹事長)担当、大田区裏千家同門の会担当、あゆみ会担当の薄茶席の4席が設えられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(鏡山宗峰氏担当) 薄茶席(野々山宗由氏担当)


薄茶席(大田区裏千家同門の会) 薄茶席(あゆみ会)