湯島天満宮献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  4月11日、湯島天満宮(東京都文京区)において千 玄室大宗匠奉仕の献茶式が執り行われました。
  同宮は雄略天皇2年(458年)に、雄略天皇の勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀り創建されました。正平10年(1355年)には地元の人々が菅原道真公を合祀し、多くの学者・文人に崇敬されてきました。現在では「湯島天神」と親しまれ、受験生をはじめ多くの人々が参拝に訪れます。
  午前10時、大宗匠は本殿に入られ、濃茶・薄茶二碗を謹点され、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、関沢宗吉氏(東京第一東支部参与)担当の濃茶席、小野宗利氏(東京第一東支部監事)担当の薄茶席、東京第一東支部あづま・すみだ青年部、学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設えられ、参列者に心のこもった一碗が呈されました。


濃茶席(関沢宗吉氏担当) 薄茶席(小野宗利氏担当)


立礼席(東京第一支部あづま・すみだ青年部、
                  学校茶道連絡協議会)