青井阿蘇神社献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  5月31日、青井阿蘇神社(熊本県人吉市)において、千 玄室大宗匠奉仕による献茶式が行われました。
  同社は、大同元年(806年)に阿蘇の広大な原野を開拓し、その守り神として、阿蘇山のふもとに鎮座する阿蘇神社のご祭神12神のうち、健磐龍命たけいわたつのみこと阿蘇津媛命あそつひめのみこと國造速甕玉命くにのみやつこはやみかたまのみことの三神を祀ったことに始まります。献茶式が執り行われた本殿をはじめ、境内の5つの建造物が昨年6月に国宝に指定されました。

  午前10時、大宗匠は本殿に入られ、濃茶・薄茶二碗を謹点され、ご祭神に捧げられました。


     


  献茶式に際して、参集殿に高木宗郁氏(熊本支部参与)担当の濃茶席、人吉旅館に熊本支部の掛井宗周氏、山本宗瑤氏担当の薄茶席、本殿横に人吉青年会議所担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(高木宗郁氏担当) 薄茶席(掛井宗周氏、山本宗揺氏担当)


立礼席(人吉青年会議所担当)