出雲大社献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―
9月16日、島根県出雲市の出雲大社において、千 玄室大宗匠奉仕による献茶式が行われました。
同社のご祭神である
大国主大神
(
おおくにぬしのおおかみ
)
は、国土を開拓し人々の生活の基礎を固めたと伝えられ、縁結びの神としても有名です。また、旧暦10月、同社に全国の神々が参集するといわれ、一般的に10月を「
神無月
(
かんなづき
)
」と呼ぶのに対し、出雲の国では「
神在月
(
かみありづき
)
」と呼ばれています。
午前10時30分、大宗匠は神楽殿の点前座に着かれ、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。
献茶式に際して、おくにかえり会館に島根支部(絲原徳康支部長)担当の拝服席、社務所に石見支部(島田康夫支部長)担当の薄茶席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。
拝服席
薄茶席