湯島天満宮献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  4月6日、東京都文京区の湯島天満宮において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は、雄略天皇2年(458年)に、雄略天皇の勅命により創建、天之手(あめのた)力雄(ぢからを)(のみこと)を奉斎したのが始まりとされています。正平10年(1355年)に地元の人々が菅原道真公を合祀して以来、林羅山・新井白石など多くの学者や文人が参拝。学業成就に霊験あらたかとされ、現在でも受験生はじめ大勢の人々が参拝に訪れています。献茶式がなされた本殿は後世まで残るようにと平成7年に総檜造りで造営されました。
  午前10時、大宗匠は本殿に入られ濃茶・薄茶二碗を謹点し、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、東京第二西支部 川村耕太郎支部長・池田朝彦副支部長・渡邊順彦副支部長・秋元司副支部長・岩本昭一副支部長担当の濃茶席、青木宗純氏(東京第二西支部副幹事長・名誉師範)担当の薄茶席、東京第二西支部音無・練馬青年部・学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられました。


濃茶席 薄茶席


立礼席