大山祇神社総門落慶献茶式
− 千 玄室大宗匠奉仕 −




  5月29日、大山祇(おおやまつみ)神社において総門が688年ぶりに再建されたことを記念し、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は瀬戸内海の大三島に鎮座し、大山祇(おおやまつみの)(かみ)を祭神とし、全国の山祇神社、三島神社の総本社となっています。海の神、山の神、戦いの神として、歴代の朝廷や武将から篤い崇敬を集め、奉納された武具や甲冑が伝来し、国宝ならびに重要文化財の指定を受けた貴重なものも多く残されています。
  午前10時、本殿前に進まれた大宗匠は濃茶・薄茶二碗を謹点され、ご祭神に捧げられました。




  また、斎館(さいかん)には今治支部(檜垣俊幸支部長)担当の薄茶席、社務所には竹原支部(竹鶴寿夫支部長)担当の立礼席が設けられ、参加者は初夏の爽やかな季候の中、もてなしの一碗を楽しみました。


薄茶席(今治支部担当) 立礼席(竹原支部担当)