住吉大社献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  9月30日、住吉大社(大阪市住吉区)において、千 宗室家元奉仕による献茶式が行われました。
  全国約2300社余の住吉神社の総本宮である同社は、211年に創建されたと伝えられています。
  底筒男命(そこつつのをのみこと)中筒男命(なかつつのをのみこと)表筒男命(うはつつのをのみこと)の住吉三神と神功皇后(じんぐうこうごう)が祀られ、国家鎮護、航海守護の神様として崇敬を集めてきました。本殿は神社建築史上最古の特殊な様式で「住吉造」といわれており、国宝に指定されています。
  午前10時、家元は千 万紀子さん、伊住公一朗氏とともに本殿に入られ、濃茶・薄茶二碗を謹点されご祭神に捧げられました。
  また、献茶式に際して神館に大阪西支部(千代賢治支部長)、吉祥殿に同支部青年部担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。