霧島神宮平和祈念献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  6月8日(水)、霧島神宮(鹿児島県霧島市)において、千 玄室大宗匠の奉仕による平和祈念献茶式が執り行われました。
  同宮は、6世紀に高千穂峰山頂に建立されたのが始まりとされます。その後、たびたび霧島山の噴火による火災にあい、文明16年(1484)に現在の地に移りました。現在の社殿は正徳5年(1715)、薩摩藩第21代藩主 島津吉貴公により寄進されたものです。主祭神は、天照大御神の孫、瓊瓊杵命(ににぎのみこと)で、神社境内には樹齢700年の老杉(ろうさん)が生い茂り、神代の崇高さを今に伝えています。
  午前10時、大宗匠は神楽殿に入られ、濃茶・薄茶二碗を謹点し、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、儀式殿に鹿児島支部(島津修久支部長)担当の拝服席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(鹿児島支部担当)