日光東照宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  9月3日(土)、日光東照宮(栃木県日光市)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は、徳川家康をご祭神として元和3(1617)年二代秀忠によって創建され、三代家光により寛永13年(1636)年に現在の絢爛豪華な社殿に改められました。山内に点在する社殿群の美しさは「世界遺産」に登録されたほどです。
  午前10時、家元は千 万紀子さん、伊住公一朗氏、禮次朗氏とともに権現造の御本社拝殿に入られ、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、知足の間に淡交会栃木県支部(福嶋寿克支部長)担当の濃茶席、平成の間に同支部青年部連絡会担当の薄茶席、客殿大広間に同支部学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(栃木県支部担当) 薄茶席(同支部青年部連絡会担当)


立礼席(同支部学校茶道連絡協議会担当)