東本願寺献茶式
〜宗祖親鸞聖人750年御遠忌〜
―千 宗室家元奉仕―


  4月1日(日)、東本願寺(京都市下京区)において、宗祖親鸞聖人750回御遠忌の献茶式が
千 宗室家元の奉仕により執り行われました。
  真宗大谷派の本山である同寺は、宗祖親鸞聖人の亡き後、聖人を慕う多くの人々によって墳墓の地に御真影を安置する廟堂が建てられたのが始まりとされます。
  この度の献茶式は、親鸞750回御遠忌の関連行事として昨年予定されていましたが、東日本大震災により延期となっていたものです。
  午前10時、大谷暢顕門首夫妻列席のもと、家元は家元夫人、伊住公一朗氏、伊住禮次朗氏とともに御影堂に進まれ、濃茶・薄茶二碗を謹点し、親鸞聖人に捧げられました。




  献茶式に際して、渉成園の「閬風亭」に京都南支部(平井義久支部長)担当の薄茶席、「臨池亭」に京都北支部(西村彦兵衛支部長)担当の立礼席、大谷婦人会館に京都光華中学校・高等学校茶道部担当の呈茶席が設けられ、参列者に心のこもった一碗が呈されました。


薄茶席(京都南支部担当) 立礼席(京都北支部担当)


呈茶席
(京都光華中学校・高等学校茶道部担当)