湯島天満宮献茶式

―千 宗室家元奉仕―

5月8日(火)、湯島天満宮(東京都文京区)において、千 宗室家元奉仕の献茶式が執り行われました。  　同宮は、雄略天皇の勅命により創建され、天之手力雄命(あめのたぢからのみこと)を祀ったのが始まりとされます。正平10年（1355）には、当地の人々が菅原道真公を慕い合祀し、学者・文人に崇拝をされてきました。現在では「湯島天神」の名で親しまれ、受験生をはじめ多くの参拝者が訪れています。  　午前10時、家元は本殿に進まれ、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に献じられました。

献茶式に際して、社務所二階に井上辰雄氏（東京第二東支部名誉支部長）担当の濃茶席、社務所一階に牧田宗久氏（東京第二東支部副幹事長）担当の薄茶席、廻廊に東京第二東支部豊島・板橋青年部、同支部学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

濃茶席(井上辰雄氏担当)	薄茶席(牧田宗久氏担当)

立礼席（東京第二東支部豊島・板橋青年部、  　 　 　 　 　 　学校茶道連絡協議会担当）