伊勢神宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―


  5月10日(木)、伊勢神宮(三重県伊勢市)において、千 宗室家元奉仕の献茶式が執り行われました。
  伊勢神宮の正式名称は「神宮」で、内宮の皇大神宮(こうたいじんぐう)と外宮と呼ばれる豊受大神宮(とようけだいじんぐう)があり、さらに両大神宮に所属するあわせて125の別宮、摂社、末社、所管社などの宮社があります。皇大神宮には皇祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神宮には五穀の神の豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られ、「お伊勢さん」の愛称で古来より多くの人々の崇敬を集めています。
  午前10時、家元は内宮神楽殿に家元夫人、千 万紀子様、伊住公一朗様とともに進まれ、献炭の儀に続き、濃茶・薄茶二碗を謹点。ご祭神の天照大御神に献じられました。




  献茶式に際して、神宮饗膳所と神宮茶室に今日庵担当の拝服席と本席が、神宮参集殿に三重北支部(廣田武支部長)担当、五十鈴塾左王舎に三重南支部(松田和祐名誉支部長・濱田典保支部長)担当の副席二席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(今日庵担当)


副席(三重北支部担当) 副席(三重南支部担当)