大宮八幡宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  5月19日(土)、大宮八幡宮(東京都杉並区)において、千 宗室家元奉仕の献茶式が執り行われました。
  同宮は、康平6年(1063)、鎮守府将軍である源 頼義公が「前九年の役」を平定した折、京都の石清水八幡宮より分霊を勧請したのが始まりとされます。また、八幡太郎の通称で知られる源 義家公も「後三年の役」のあと、父の頼義公にならい同宮の社殿を修築し、境内に千本の若松の苗を植えたと伝えられています。ご祭神として応神天皇、仲哀(ちゅうあい)天皇、神功皇后が祀られています。
  午前10時、家元は本殿に進まれ、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、清涼殿に矢島宗和氏(東京第六西支部副幹事長)担当の濃茶席、神泉亭に三枝宗玉氏(同支部監事)担当の薄茶席、境内に同支部青年部連絡会担当の立礼席が設けられました。また、大宮幼稚園の園児茶席ではかわいらしい園児達による一碗のおもてなしがありました。


濃茶席(矢島宗和氏担当) 薄茶席(三枝宗玉氏担当)


立礼席(東京第六西支部青年部連絡会担当) 園児茶席(大宮幼稚園担当)