北海道神宮献茶式

―千 宗室家元奉仕―

6月28日(木)、北海道神宮(札幌市中央区)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。  　同宮は、明治2年9月1日に明治天皇の詔(みことのり)により、大国(おおくに)魂(たまの)神(かみ)・大那牟遅(おおなむちの)神(かみ)・少彦(すくなひこ)名神(なのかみ)の三柱の神々を北海道の開拓・発展の守護神として東京で「北海道鎮座神祭」を斎行、同4年現在の地に社殿が建てられ、社名が「札幌神社」となりました。さらに昭和39年に明治天皇を増祀した際、「北海道神宮」に改称されたものです。  　午前10時、家元は、千 万紀子様、伊住公一朗様、大谷宗裕様とともに本殿に進まれ、点前座に着座、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。

献茶式に際して、直心亭に植田宗純氏(札幌第三支部参与・名誉師範)担当の拝服席、参集殿に伊達支部(奥村孝善支部長)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。

拝服席(植田宗純氏担当)	立礼席(伊達支部担当)