池上本門寺献茶式
―千 宗室家元奉仕―


  11月20日(火)、池上本門寺(東京都大田区)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同寺は、正式名称を長栄山本門寺といい、「法華経の道場として長く栄えるように」という祈りを込めて日蓮聖人が名付けられました。弘安5年(1282)、日蓮聖人が武蔵国池上(現在の東京都大田区池上)の郷主・池上宗仲の館で入滅された霊跡で、池上宗仲が寺域を寄進され、お寺の礎を築いたので「池上本門寺」と呼びならわされています。
  午前10時、家元は、千 万紀子様、伊住公一朗様とともに大堂に進まれ、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、日蓮聖人御尊像に捧げられました。




  献茶式に際して、大堂下大広間に西村宗成氏(東京第四西支部参与)担当の濃茶席、松涛次の間に桂 宗裕氏(大田区同門の会)担当の薄茶席、松涛の間にあゆみの会担当の薄茶席、長栄の間に東京青年会議所担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(西村宗成氏担当) 薄茶席(桂 宗裕氏担当)


薄茶席(あゆみの会担当) 立礼席(東京青年会議所担当)