鶴嶺神社献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  11月25日(日)、(つる)(がね)神社(鹿児島市)において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、江戸時代初期、島津光久(19代当主)によって造園された(せん)(がん)(えん)内にあり、初代忠久以来の島津家歴代当主とその家族などをお祀りした神社です。仙巌園は江戸時代には島津藩主の別邸で、明治以後は磯島津公爵邸となりました。国の名勝に指定され、現在は一般公開されています。
  午前9時、大宗匠は拝殿に進まれ点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神へ捧げられました。




  献茶式に際して、仙巌園秀成荘東の間に鹿児島支部(島津修久支部長)担当の濃茶席が、西の間に同支部青年部連絡会担当の薄茶席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(鹿児島支部担当) 薄茶席(同青年部連絡会担当)