生田神社献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  3月25(月)、生田神社(神戸市中央区)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、(じん)(ぐう)皇后(こうごう)元年(201)に創建されたと『日本書紀』に記される古社で、ご祭神は、(あま)(てらす)大御神(おおみかみ)和魂(にぎみたま)とも、妹神ともされる(わか)()女尊(るめのみこと)です。神戸(こうべ)の地名は、現在の神戸市中央区一帯が社領であり、ここに生田の神に奉仕する家、神戸(かんべ)が置かれたことに由来します。
  午前10時、家元は拝殿に進まれ、点前座に着座。千 万紀子様、伊住禮次朗様、多くの参列者の見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、神泉亭に神戸第二支部(角南忠昭支部長)参与担当の本席、布引の間に神戸第一支部(辰馬章夫支部長)幹事担当の副席、菊梅の間に裏千家生田会幹事担当の拝服席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(神戸第二支部参与担当) 副席(神戸第一支部幹事担当)