川崎大師献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  4月14日(日)、「川崎大師」の名で知られる金剛山金乗院平間寺(へいけんじ)(神奈川県川崎市)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同寺は、大治3年(1128)、平間兼乗(ひらまかねのり)が海から引き揚げた弘法大師空海の木像を本尊として、高野山の尊賢上人とともに建立しました。総本山は京都東山の智積院で、成田山新勝寺、高尾山薬王院とともに真言宗智山派三大本山として知られています。文化10年(1813)に徳川家斉が厄除に訪れたことから「厄除け大師」として広まりました。
  午前10時、家元は大本堂に進まれ、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご本尊の厄除弘法大師尊像に捧げられました。




  献茶式に際して、川崎支部(齋藤文夫名誉支部長・加藤哲郎支部長)担当の濃茶席のほか、茶席が4席設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(平間寺茶道教室担当) 濃茶席(川崎支部担当)


薄茶席(川崎青年会議所担当) 立礼席(川崎青年部担当)


呈茶席(川崎学校茶道連絡協議会)