尾張大国霊神社献茶式
―伊住公一朗様奉仕―




  4月30日(火)、尾張大国霊神社(愛知県稲沢市)において、千 宗室家元のご名代伊住公一朗様の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、奈良時代に国府の近くに位置し、国司自らが祭祀を執り行った尾張国の総社で、一般には国府宮(こうのみや)として広く知られています。ご祭神は尾張(おわり)大国(おおくに)霊神(たまのかみ)です。毎年旧正月に行われる儺追(なおい)神事は「国府宮のはだか祭」として有名です。
  午前10時、初めて献茶式に臨まれた公一朗様は、家元夫人、ご母堂伊住弘美様とともに祈祷殿に入られ、点前座に着座。多くの参列者が見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、広間に愛知第三支部(山中直樹支部長)担当の本席が、寒松亭と三笑亭に表千家、松尾流がそれぞれ担当する協賛席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(愛知第三支部担当)


協賛席(表千家担当) 協賛席(松尾流担当)