大宮八幡宮献茶式
―伊住公一朗様奉仕―




  5月11日(土)、大宮八幡宮(東京都杉並区)において、千 宗室家元のご名代伊住公一朗様の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は、康平6年(1063年)、源 頼義が源氏の氏神である京都の石清水八幡宮より分霊を勧請し、この地に創建されました。ご祭神として応神天皇(おうじんてんのう)仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)神功皇后(じんぐうこうごう)が祀られています。同宮は東京のほぼ中心に位置することから「東京のへそ」と呼ばれ、“子育て”守護の信仰があるとして知られています。
  午前10時、献茶式に臨まれた公一朗様は、家元夫人とともに本殿に入られ、点前座に着座。参列者が見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、清涼殿に光山和徳氏(東京第七東支部顧問)担当の濃茶席、神泉亭に竹内宗芳氏(同支部参与)担当の薄茶席、境内に東京第七東青年部・同学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられ、本庄八郎老分はじめ、参列者に一碗が呈されました。
  また、大宮幼稚園の園児茶席ではかわいらしい園児達による一碗のおもてなしがありました。


濃茶席(光山和徳氏担当) 薄茶席(竹内宗芳氏担当)


立礼席(東京第七東青年部・学校茶道担当) 園児茶席(大宮幼稚園担当)